六本木クロッシング2019展 "A LIVE UN LIVE"

森美術館で開催された森美術館15周年記念展「六本木クロッシング2019展:つないでみる」にて、森永邦彦率いるファッションブランドの「アンリアレイジ(ANREALAGE)」とERATO 川原万有情報網プロジェクトのコラボレーション作品「A LIVE UN LIVE」が展示されました。

A-KAKはERATO 川原万有情報網の新山研究グループの一員として、同プロジェクトが開発した、程沸点液体を用いたパウチモーター(Liquid Pouch Motors)の展示向け制御に携わりました。

以下、ERATO 川原万有情報網プロジェクトのリリース文です

『森美術館15周年記念展「六本木クロッシング2019展 : つないでみる」にアンリアレイジとコラボレーションした作品「A LIVE UN LIVE 」を出展』

2019年2月9日(土)~ 5月26日(日)の期間、森美術館にて開催される、森美術館15周年記念展「六本木クロッシング2019展 : つないでみる」に、本プロジェクトで開発された低沸点液体を用いたパウチモーター(Liquid Pouch Motors)を使用し、森永邦彦率いるファッションブランドの「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が制作した作品「A LIVE UN LIVE」が展示されます。
本インスタレーション《A LIVE UN LIVE》は、生命のように形状や色彩が変化します。
今回使用されているパウチモーターは、電子制御で自由な形に印刷された袋の中に揮発性の液体が封入された、薄く軽くやわらかいモーターです。封入された液体は34°Cで気化するため、人の体温や日光、外気などの熱エネルギーで駆動し形状を変化させます。本展示では、春夏秋冬、それぞれの季節を象徴する花が施された4体の洋服の温度が制御され、配置された花のコサージュは1分ほどでしぼみ、2分ほどかけてゆっくりと花開きます。この動作ユニットと制御に関する技術を、本プロジェクトより提供しています。
是非、会場にて作品を体感ください。

株式会社アンリアレイジ
http://www.anrealage.com/work/detail/100007/1555
森美術館 ウェブサイト
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/roppongicrossing2019/



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Credits

ARTISTAnrealage
LIQUID POUCH MOTORSJST ERATO 川原万有情報網プロジェクト + 赤川智洋 (A-KAK)
LIGHTING INTERACTION DESIGNRhizomatiks Reserch
FLOWERアトリエ染花
SOUND DIRECTION山口一郎 (sakanakution/NF) 青山翔太郎(NF)
MANEQUIN株式会社七彩